自信を持つことを人任せにしない

自信というのは「ある」「ない」とかじゃなくて「持つ」「持たない」という「自分の行動の結果」なんですよねっていう話をします。

 

自信ってどこからか湧いてくるものでもなく、ましてや誰かが授けてくれるものでもなく、「今ここにいる私が、今ここにいる私を、信じる!」という能動的な行いです。なのでそれまでの生活のなかで芳しい結果を出せていなくても、どうにもイマイチでも、今ここにいる私が私を信じると決めればそれは自信です。

 

怖いですね。
自信を持つって怖いんです。
だって自分は何か間違っているかもしれないし、周囲から笑われるかもしれないし、調子にのって失敗するかもしれないし、傲慢な人間になってしまうかもしれない…。

 

でも、自信を持たないのもまた怖い。
自信がないからと努力や行動を放棄して、なにもしないことへの言い訳をしながら、現状から一歩も動かず、成長も変化もなく、ただそこで朽ちていくだけ…。

 

結局のところ、どっちがいいかっていう話なんですけどね。
私は人から笑われても、行動を起こし続ける方を選びたいなあと思ったので自信を持つ選択をしています。

 

自信ってほんと、自分が持つぞ!って決めないと持てないんですよ。
自分を信じることを他人任せにしている人って、けっこういらっしゃると思います(過去の私も含めて)。
周りが私を評価してくれないから、私のことを悪く言うから、褒めてくれないから、私が自信を持てるような言動をしてくれないから、私が自信を持てないのは仕方ないんだと。そう思っていても、実際に思ったような行動をしてくれる人間は存在しないのでいつまで経っても自信を持つことができないんですねえ。

 

自信を持たないことにも一応メリットがあるんです。
なにも行動しないことへの言い訳になるってこと。
周りが自信を持たせてくれないから、自分の人生はこんなんなんだって周囲に責任を擦り付けることができますね。

でもそんなのって、楽しくないなあ…。

 

自信はなにかをしなくても、今からでも持つことは可能です。
今の自分が今の自分に対して、がんばれ、大丈夫だよ、きっとできる、という声をかければ、もうそれは自信です。

 

そういうパワーもない人は、疲れてると思うんでとりあえず休みましょう。おいしいものを食べて、ゆっくりお風呂に入って、たくさん寝ましょう。

 

自分も人も、大切に。